1冊目を売らないと2冊目はない!?
1冊を出版して、2冊目を書きたいと思っていませんか?
たとえば、1冊目は書きたい内容ではなかった。
編集者の意向で、売れるであろう内容に沿って執筆した。
2冊目は、本当に書きたいことや現事業のコンセプトに即し、新たに書きたいという欲求がある。
など、出版したい理由は多くあると思います。
ですが1冊目を売らないと2冊目の出版は、難しくなる傾向にあるのです。
なせならば、2冊目を書くに当たり企画書を作成しても、編集者は1冊目の実売を調べるからです。
「1冊目が売れていないと2冊目も売れないだろう」と、考えるのです。
2冊目の出版を実現するためには、やはり1冊目を売るしかないのです。
では、どのように1冊目を売るのでしょうか?
出版社は通常、既刊の販促をおこなわない傾向にあります。
新刊を中心とした、販促をしているのです。
既刊は市場に出ており、新刊より売れる可能性が低いのです。
読者は既刊を購入した可能性があり、新刊ははじめて本と出会う機会が多いと考えるからです。
そこで・・・・・
著者が販促をするのです。
既刊は新刊と比べると販促方法は、限られます。
しかし、販促方法はあります。
書店員さんへ、挨拶に行くのです。
その際は、出版社へ許諾を得てくださいね。
まれに、著者の販促を断る出版社があるからです。
あなたがおこなうことは、書店員さんへ挨拶をして本の状況を聞くのです。
棚差しだったり、棚に無い場合もあります。
大事なことは、受注をせず挨拶に留めるのです。
挨拶をおこなうたけで、あなたの熱意は書店員さんへ伝わるはずです。
別の方法として、購入してくれるルートを考えるのです。
直版ルートです。
企業や各種学校へまとめ買いを狙うのです。
しかし、むやみやたらにDMを送っても無駄です。
本を売るためには、タイミングがあるからです。
本には、売れ時期があります。
たとえば営業の本は通年売れますが、特に春先の新入社員を狙うのです。
もしくは、専門学校へのテキストや副教材として活用していただくことを狙います。
ただ、4月開講のテキストは前年の10月頃決まります。
そのため、8月頃からのアプローチは必要です。
セミナーでの販売も考えられます。
知人のセミナーにおいて本の告知や自社セミナーで、本を売るのです。
その際に大事なことは、購入してたいただくための特典を付けるのです。
サインを書いたり、本購入者をセミナー参加権として販売をするのです。
著者買いで購入した本があった場合、活用する方法として有効ですね。
さらの図書館へ働きかけます。
地元の図書館へ献本をするのです。
図書館から広がり、講演会やセミナーの依頼があった著者もいます。
考え方次第で売るための方法は、いくつもあります。
あなたがおこなうことは、ただひとつです。
何が何でも、1冊目を売るのです。