出版実現の方法
企画書はあるのですが、出版社へどうアプローチすればよいのですか?
よく聞かれる機会がありますので、お伝えしますね。
その前に、出版社が発刊しているジャンルを知っていますか?
出版している本の傾向です。
Webサイトで、知ることができます。
総合出版社は、多くのテーマを扱っています。
反対に専門出版社は、ビジネス書を中心に発刊している会社もあります。
まず出版社の発刊している、本のジャンルを調べるのです。
本のイメージが沸かない時は、書店へ行き調べることを薦めします。
出版社の特性や出版ジャンルを知ってから、行動をするのです。
いきなり出版社へ、企画書を送ってはいけません。
そうしないと、出版の決まる可能性が低くなるからです。
実例でお伝えします。
在籍していた出版社には、毎日のように企画書が届いていました。
届いた企画書はダンボールに山積みになっており、編集者が目にする機会は少ないのです。
編集者に聞いたのですが「100企画書あった場合採用される企画書は1つあるか、ないか」と、言っていたのです。
実際にダンボールにある企画書を見ると、様々な状態なのです。
企画書とプロフィールのみ、原稿と企画書がセット、返信用封筒が入った様々なものがありました。
企画書を見ていくと、企画書以前に出版社のカラーにマッチしていないのです。
出版されている本の傾向を調べず、ただ送ったと思われる企画書が多いのです。
そのため、出版社の発刊している傾向を掴んでから送るべきなのです。
出版社のイメージや規模から判断して、無闇に企画書を送っても出版実現は遠いのです。
出版社によっては、企画書を募集している会社もあります。
ぱる出版、あさ出版、成美堂出版、ディスカヴァー・トゥエンティワン、きこ書房、セルバ出版などがあります。
あなたが出版をしようとしているジャンルから、出版社を選ぶのです。
企画書を送る前に、出版されている本の傾向を掴むのは必須です。
他の方法として、出版プロデューサーへ依頼をする方法もあります。
費用はかかりますが、出版へのゴール時間が短縮されます。
出版業界経験者、元編集者、著者の方、出版コンサルタントの方などがいます。
方法は講座形式、グループ形式、個別対応など様々です。
依頼判断基準は、出版においての実績を目安にします。
本をプロデュースした冊数と、書店で本を見たことがあるかで判断をします。
本の中には、あとがきや著者プロフィール頁に出版プロデューサーの名前が書かれている場合もあります。
専門家に任せた方が、出版実現の近道になるはずです。
すでにあなたは、多くの経験からご存じのはずです。
餅は、餅屋です。
もちろん、個人で出版につなげた著者も中にはいます。
ただ、時間がかかります。
出版をする方法は、いくつもあります。
あなたは、どうしますか?