出版業界には3匹のどじょうがいる?
出版業界には、神話があります。
それは・・・・・
3匹のどじょうが、いるのです。
売れている本の側には、類書が3冊出版されているという意味です。
誰もが出版をすると、ベストセラーを狙います。
ですが、どの本がベストセラーになるか分かりません。
新しいテーマで出版するより、売れているテーマを追随する本があります。
「嫌われる勇気」岸見 一郎著・古賀 史健著/ダイヤモンド社が、ベストセラーになりました。
アドラーに関する本は、既に3冊以上出版されています。
ただね、売れている本を追随した本が、ベストセラーになることはないのです。
出版社からすると新しいテーマで勝負をするより、すでに売れている本の市場があるところで勝負をする傾向にあるのです。
しかし追随した本も売れますが、ベストセラーになった本はますます売れます。
類書を購入する読者は、ベストセラー本を購入する機会が多いからです。
さらに深く知りたいという、欲求があるのです。
本は芋づる式に売れていくのが理想です。
本はどのタイミングで、売れるか分かりません。
ただ本を出版したら、いつでもブレイクする可能性を秘めています。
出版の醍醐味ですね。
あなたは、新市場を作りますか?
それとも、市場に乗りますか?