出版社で驚いたこと(出版社の内情2)
通常の出版社は、勤務時間が不規則です。
「ほぼ家に帰らず1年中会社にいる猛者」
「徹夜明けで朝帰りをする女性」
「懇親会後、会社に戻り赤ら顔で業務をする方」
「直行直帰の営業マン」
など色々な人がいます。
ある面人材の宝庫です。
自由度が高い分、「自己管理能力」が問われます。
人と人のつながりで業務が成り立っているため、コミュニケーション能力(雑談を含め)の高い人が多いのです。
1つの議題を1時間以上、話し続ける人もざらにいます。
コミュニケーションといえば、「お酒」は欠かせません。
業務上、懇親会、パーティー、宴会が多く、仲間意識が強いためムラ社会であるといわれています。
「自己管理ができるか、できないか」、「業務を納期までに仕上げられるか」この2点がクリアできる方が出版社向けの方なのです。
自由度が高い分、好きなことをしているので時間に関係なく、業務を遂行している人が大半なのです。
特に編集者は朝に業務を終え一旦帰り、昼頃に出社する人も珍しくありませんからね。
さらに出版社は、「不夜城」です。
特に編集関連の部署は正月でさえ、電気が点灯しています。
「情報を商売」としている以上、必然です。
Webにある情報以上の「ネタ」を収集することが必須であり、常に「スピード」が求められています。
あとね、出版社に入社当初、編集者の服装がラフなこと、営業マンは基本スーツであることに違和感を持っていました。
編集は自由な発想から、営業はお客さまに面会する機会が多いためです。
最初は、不思議な感じでしたが慣れれば問題はありません。
社風により違いはありますが営業内でオールシーズン、ネクタイをしないのは一部の役員を除き私だけのようでした。