2017-01-01から1年間の記事一覧
新刊を販促するに当たり取り決めることは、多くあります。 「初版部数」、「書店への配本数と店舗数」、「帯」、「パネル」、「広告を掲載する新聞、交通広告」などがあります。 取り決める販促会議では、議論が絶えません。 たとえば重版部数を決める時は、…
古い体質ではありますが、やはり「人ありき」の業界です。 たとえば同じ著者の本を違う出版社から出版する場合、著書の動向を教えてもらう場合があります。 出版後の「売れ行き」、「重版部数」、「在庫数」、「返品数」、「実売数」までを教えてもらいます…
通常の出版社は、勤務時間が不規則です。 「ほぼ家に帰らず1年中会社にいる猛者」 「徹夜明けで朝帰りをする女性」 「懇親会後、会社に戻り赤ら顔で業務をする方」 「直行直帰の営業マン」 など色々な人がいます。 ある面人材の宝庫です。 自由度が高い分、…
全国に出版社は約3,200社ありますが、10人以下で運営している会社もあります。 1人で編集と営業を兼務しており、さらに社長業をおこなっている方もいます。 つまり出版社にこだわらなければ、約3,200社から出版するチャンスがあるといえるのです。 出版社は…
「売れているビジネス書には、傾向があります」と、書店店長がいっていました。 それは・・・・・ 「簡単、時短、すっきり」がキーワードなのです。 現在、売れているビジネスの3つの要素です。 要約すると、わかり易く短時間で得たい情報を知ることができる…
出版において売れる3大ジャンルは、「男と女・ダイエット・お金」に関する本です。 そのため3大ジャンルは、雑誌の特集によく組まれているのです。 多くの読者は興味があり「知りたい」という、欲求があるのです。 さらに格言集やメンタルに関連した本や、起…
夏は大手出版社を中心に文庫フェアが、大々的に多くの書店で開催されます。 アイテムは統一されており、どこの書店でも同じです。 唯一違うのは書店の規模により、本のアイテムと冊数が異なるのです。 出版社在籍時にフェアの企画をしていたのですが、出版社…
書店店頭では、新刊がワゴンや多面陳列(1冊の本が多く陳列されている状況)にて、にぎやかです。 新刊は華やかに見えますが、実は売上は既刊の方が多いです。 その訳は棚差しになっている既刊の方が、新刊より多いからです。 読者からすると、新刊在庫が豊…
企画書はあるのですが、出版社へどうアプローチすればよいのですか? よく聞かれる機会がありますので、お伝えしますね。 その前に、出版社が発刊しているジャンルを知っていますか? 出版している本の傾向です。 Webサイトで、知ることができます。 総合出…
電子出版が騒がれています。 ただあなた自身を売り込んで行くためには、得策ではありません。 理由は・・・・・ 編集者がなく、文章におけるチェック機能がない。 信頼性が高くない。 無料もしくは、低価格である。 頁数が少なくても出版できるため、濃い内…
そもそも読者は、ビジネス書に対して何を求めているのでしょうか? たとえば、悩みから解放されたい人は本からヒントを得ます。 分からないことを知ることは、ビジネスをおこなう上で非常に大切です。 スキルアップやステップアップとも、言えます。 現状を…
新刊、重版、既刊の状況により販促方法は異なります。 まず、新刊についてです。 あなたの本を、書店へ出版することを伝えないといけません。 多くの方法は、書店にFAXDMと営業マンが書店へ行き受注をします。 FAXDMですが、受注をする際にA4版チラシが1枚必…
1冊を出版して、2冊目を書きたいと思っていませんか? たとえば、1冊目は書きたい内容ではなかった。 編集者の意向で、売れるであろう内容に沿って執筆した。 2冊目は、本当に書きたいことや現事業のコンセプトに即し、新たに書きたいという欲求がある。 な…
全国に書店は、約14,000店あります。 ですが、書店に変化が起きています。 それは・・・・ 書店が、年々減ってきているのです。 まず、100坪前後の書店が減少してきています。 以前は郊外のロードサイドを中心に、100坪~150坪前後の書店が多くありました。 …
本を売るための核となるのは、書店です。 年代別に書店現場の変遷を、お伝えしますね。 書店営業マン時のお話も交えます。 1990年代は、出版をすれば多くの本が売れた時代です。 個性の時代でもありました。 DCブランド、歌謡曲、洋楽全盛で、読者は何かを求…
本は1日に200点以上出版され、年間8万点以上が流通されています。 毎日200点以上の新商品が発売される業界は、知る限りありません。 販促をしないと新刊でも書店の棚に埋もれ、もしくは陳列されない場合もあるのです。 そうなんです。 出版をしたならば、売…
多くの著者は、勘違いしていることがあります。 それは・・・・・・ 本は出版して終わりではなく、スタートなのです。 本は販売をして、終了となるのです。 もしかしたら本が完成した後は、「出版社営業マンが販売してくれるから大丈夫!」と、思っていませ…
書店では、データ重視をして商品構成をしています。 しかし、どこの書店の同じ商品構成になってしまいがちです。 確かにデータで売れた本は、売れる可能性があります。 ただ売れた本は過去の結果であり、必ずしも陳列したから売れるとは限らないのです。 取…
POPは、あなたの本を売るためのツールです。 POPに書くべき、必須項目は3つあります。 それは・・・・・ タイトル、著者名、出版社名です。 この3つがないと、書店員さんがPOP設置の際、迷うからです。 さらに陳列場所の変更があった場合、本にどのPOPが一致…
売れている本は、タイトルから本文に書かれている内容が、イメージできます。 中には、明らかに本文と違うタイトルの本もありますが、出版社の作戦なのです。 新刊は1日に200点以上発刊されているため、「ピン!」とこないタイトルは、書店で違う本に埋もれ…
重版の販促をしていますか? 販促をしていないと、非常にもったいないのです。 さらに売れる可能性が、あるからです。 重版は、売れている本です。 売れている本を、書店へ知らせるのです。 重版は期間が、経れば経るほど売れなくなります。 重版した本は、…
出版が決まったら、最初から執筆するには大変な労力が伴います。 知り合いの著者は、1カ月執筆時間を確保するため通常の業務を断り、「書くことだけに専念した」と言います。 またある著者は、2週間ホテルに籠り、書き上げた言われています。 通常業務をおこ…
売れる本には、訳があります。 本は売れるまでもって行くのが、難しいのです。 販促をさせていただいた、ビジネス書から得た教訓です。 多くの要素はありますが、売れ続けている本には傾向があります。 それは・・・・・・ 事例や体験談が、豊富に書かれてい…
本を売るための核となるのは、書店です。 年代別に書店現場の変遷を、お伝えしますね。 書店営業マン時のお話も交えます。 1990年代といえば、現在と比べるとまだ出版をすれば、売れた時代です。 個性の時代でもありました。 DCブランド、歌謡曲、洋楽全盛で…
本は出版したら、終わりではありません。 出版したら売らないと、ならないのです。 売るべき理由は・・・・・・ 出版社は、あなたに300万円を投資しています。 300万円とは、本を出版するのに必要な金額と考えてください。 多くの著者は、勘違いしていること…
出版社により販促方法は、異なります。 毎月の発刊点数が多い出版社は、すべての本に万遍なく販促ができないのです。 それは・・・・・ 仮に毎月50点の新刊がある場合、マンパワーにも関係しますが、すべての本に販促ができないのが、現状なのです。 そのた…
書店は本だけではなく、多種多様な商品を販売しています。 文具は、以前から販売しており、文具コーナーがある書店もあります。 文具に留まらず、カバン、お菓子、衣類、雑貨まで扱い、もはや書店は何でも販売しています。 なぜ、書店は本や雑誌以外の商品を…
出版の現状を知っておくだけでも、出版に対する意識は変わってきます。 出版業界の現状をお伝えしていきますね。 出版業界は大きく分けて、出版社、取次(問屋)、書店から成り立っています。 出版社は3,500社、取次26社、書店14,000店あります。 毎日200点…