段階別の販促方法(新刊・重版・既刊)
新刊、重版、既刊の状況により販促方法は異なります。
まず、新刊についてです。
あなたの本を、書店へ出版することを伝えないといけません。
多くの方法は、書店にFAXDMと営業マンが書店へ行き受注をします。
FAXDMですが、受注をする際にA4版チラシが1枚必要です。
チラシに書くべき内容は、書誌情報(タイトル、著者紹介、判型、頁数、本書の内容、発売日)です。
1枚に書くべき内容は限られますので、コンパクトにまとめた情報が必要となります。
FAXDM枚数は、新刊の場合3000枚でOKです。
全国に書店は約14,000店ありますが、全国の坪数が大きい順に送ります。
大きい店舗の方が、陳列場所が広いため受注が集まるのです。
FAXDMはチラシに文言での紹介のため、書き方や伝えるポイントが限られます。
ちなみに2,000書店へFAX送信をして、約820冊受注したことがあります。
次に営業マンが、書店へ訪問しての受注です。
書店員さんと対面をして、新刊を紹介し受注します。
FAXDMと違う点は、本の内容を直接ご紹介できるため受注数が多くなることです。
対面の強みです。
対面は、コミュニケーションにより伝わりやすいのです。
FAXDMでの受注は多くて1店舗当たり5冊~10冊位になりますが、対面ですと30冊や50冊となる場合があります。
以上が、新刊販促の一部です。
次に重版時の販促です。
実は・・・・・
重版販促をおこなってない著者が多く、非常にもったいないのです。
なぜならば、書店員さんはあなたの本が重版されたことを、知りえない場合が多いからです。
そこで、FAXDMを活用するのです。
ですが、新刊時と大きく異なる点があります。
それは・・・・・
重版が決まった訳をメインに伝えるのです。
本は既に売れているので、あなたの本の存在は知っています。
そのため、書誌情報と著者紹介をなるべく少なくするのです。
書くべき内容は、本を出版してからの出来事です。
たとえば、ランキングインやメディアに掲載された情報などです。
さらに、購入された読者の声は有効です。
売れている状況や宣伝情報をチラシに書き、知らせるのです。
最後に既刊販促です。
既刊の販促は、タイミングによります。
イベント開催や話題となっている事柄などのタイミングにより、FAXDMにて受注を募るのです。
たとえばビジネス書の場合、春先におこないます。
新入社員が学ぶ機会が、多いからです。
書店では大きく場所を取り、新入社員向けの本を陳列しています。
マナー本や営業本、自己啓発本などです。
また、5月病対策としてメンタルの本や格言集の関連書が良いのです。
大切なのは、受注は1カ月前が理想です。
早めの準備ですね。
既刊の販促は、タイミングにより売れて行くのです。
販促方法は、新刊、重版、既刊により異なります。
販促を実施するにあたり、ご不明の点や分からないことは当社(info@booksales.jp)まで、ご遠慮なくご連絡くださいね。