本が売れる要素に●●●●がある
本の販促をさせていただいて、いつも思うことがあります。
それは・・・・・
書店員が「陳列場所」に頭を悩ませる本が、多くあることです。
書店員は本が入荷後どこに陳列するかを決める場合、タイトルから判断をします。
ですので、タイトルは非常に大切なのです。
タイトル付けは、出版社も悩んで決めています。
タイトル次第で、本が売れるからです。
売れるタイトルの法則はないのですが、傾向はあります。
たとえば、「~の法則」、「●●VS●●」、「~しなさい」、「~いいですか?」、「~できる、~できない」などがあります。
よく書店員から、販促をする本以外で他本の陳列場所を相談されます。
タイトルから陳列場所のイメージできる本はよいのですが、奇を狙ったタイトルの本があった時は悩むと、いわれています。
このような販促事例が、あります。
出版するに当たり、タイトル付けに難航している著者と出版社がいました。
原稿のコピーを拝読後タイトル案を50本考え、さらに3本に絞り書店員へ意見を聞いたのです。
数書店員からのヒアリングの感想をまとめ著者と出版社へ提出したところ、イチ押しのタイトルに決まったのです。
もちろん、書店員の意見が大きかったのも要因です。
本の陳列場所は、タイトルにより決まります。
タイトルにより売れ行きは、変わるのです。
そのためタイトル付けには、出版社は時間をかけているのです。
タイトルの最終決定権は、出版社にあります。
ですが、著者がタイトルを出版社へ提案をすることは可能です。
タイトル付けに悩んだ場合は、書店へ行き棚を眺めてみることもよい方法です。
棚を眺めてみると、同じようなタイトルの本があります。
タイトルには、トレンドがあることも分かるのです。
同じような本が多くある場合は、売れている本です。
ただ、一番売れている本があるはずです。
一番売れている本は、多くの書店で陳列されています。
タイトルは、本が売れる大事な要素のひとつなのです。